教育体制について

新人教育
新採用者は新人オリエンテーションを通じ、病院組織、システムを理解し、組織人、社会人としての自覚を養います。そして病院組織の中で自分の役割を自覚し、職場に早く適応できるようにします。また、入職後のとまどいや不安を解消出来るように、4月、5月にかけてはメンタル面のフォローを行います。
さらに、質の高い看護を提供できる看護職育成のため、プリセプターシップを取り入れています。プリセプターシップを成功させる事を目的とした研修も用意されており、新人を確実にフォローします。
新人オリエンテーション
1週間の新人教育期間を設け、接遇、点滴セットの用意、バイタルサイン測定、救急カートの取り扱いなど、現場に出てもすぐに対応できるよう、多くの事を学びます。また、ERやオペ室、腎センター、他部門等を見学し、幅広い視野を身に付けます。
新人フォローアップ研修(お助け塾)
定期的に開催されるフォローアップ研修会では、各病棟で頑張っている同期が一堂に集い、それぞれが抱える悩みや問題を共有し、解決への糸口を皆で考え、実践します。
技術チェック
1年の締め括りとして、2月末に様々な技術チェックを行います。特に病棟で起こりうる状況を再現したシミュレーションでは技術のみでなく、個々の対応能力までもを評価し、レベルアップを目指します。
クリニカルラダーシステム
看護部は、専門家としての知識・技術・態度を発揮できる看護職員を育成するために、系統的教育計画を実施しています。教育システムは、レベルⅠからレベルⅣまでの教育目標を4段階に分け、「能力プログラム」に沿って、院内教育と院外教育を段階的に学んでいけるように組み立てています。また、看護管理者との面接により学習の評価が行われ、個々の課題の明確化と学習の動機付けにつなげていきます。中途入職者の教育は、レベルⅡから始めていきます。